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【手軽に始める!】Amazon無在庫販売

作成者: 寄吉|Nov 2, 2018 3:14:33 PM

こんにちは!オプティ株式会社の寄吉です。

これまでAmazonでFBAを使った販売方法をメインにご紹介しました。FBAを使った販売方法は、自身で在庫を持ち販売する方法です。それに対して、Amazonでは無在庫販売という販売方法があるのをご存知でしょうか。越境ECセラーの方にはなじみのある言葉で、これから越境ECで販売を始める方でも無在庫販売という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。今回は、これからAmazonで無在庫販売を検討されている方向けに無在庫販売の方法やメリットデメリット、FBAとの違いをご紹介します。

 

【1】無在庫販売とは在庫を持たない販売方法

まずは無在庫販売がどのような販売方法かについてご紹介します。無在庫販売とは、在庫を持たずにAmazon上で商品を出品し、顧客から注文が入った段階で商品を仕入れて発送する販売方法のことを言います。在庫を持たずに販売を開始することが出来るので、商品を仕入れる準備資金や在庫を抱えるリスクがありません。この為、手元資金に余裕が無い学生や主婦、副業で始める会社員にも人気の販売方法です。具体的な流れとしては、

①Amazonで出品のみ行う

②顧客から注文を受ける

③注文を受けた商品を仕入れる

④梱包し発送する

という流れです。一見すると手元資金が少なく在庫を抱えないのでFBAよりもメリットが多い販売方法かと思われます。無在庫販売にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

【2】無在庫販売のメリット・デメリット一覧

ここでは無在庫販売のメリットやデメリットについてご紹介します。

■メリット

・在庫を抱えるリスクが無い

・準備資金が無くても実施可能

■デメリット

・顧客に商品を届けるまで時間が掛かる

・仕入れ値が変動するリスクあり

・仕入れの商品が売り切れのリスクあり

・自身で梱包から発送まで行う必要あり

上記のように、無在庫販売最大のメリットは在庫を抱えるリスクが無く、手元資金が無くても実施可能な点です。越境ECを行う中で、在庫を抱えるということは大きなリスクとなります。商品を置く場所の確保はもちろん、商品を仕入れる為の資金も必要です。仕入れた商品が売れなければ資金繰りが悪化する恐れがます。これらのリスクが無いことが、無在庫販売最大の強みで手軽に始めるセラーが多い要因です。

デメリットでは、Amazonで出品した商品が売れてから初めて仕入れを行うので、顧客に商品を届けるまでに時間が掛かることが挙げられます。商品が届くのが遅く、顧客からクレームが発生し、評価を下げられる恐れがあります。また、無在庫販売では仕入れ予定価格を見積もって出品しますが、商品が売れた時点で仕入れ値が高くなっているリスクもあります。これによって当初見込んでいた利益が得られず、赤字になるケースもあります。他にも売り切れにより商品を知れることが出来ないケースや、梱包から発送まで自分で行う手間も発生します。

つまり、在庫リスクや資金繰りの面ではメリットは多いものの、顧客へのサービス面ではデメリットが多い販売方法と言えます。

【3】FBA vs 無在庫販売

先ほどは、無在庫販売のメリットやデメリットについてご紹介しました。それでは、前回ご紹介したFBAと無在庫販売ではどちらが良いのでしょうか。FBAと無在庫販売を比べた時、FBAの方が勝っているのは、以下の3点と言えます。

・業務の効率化や負担軽減

・リードタイムが短い

・国際送料を抑えることが出来る

これは無在庫販売には無い強みで、顧客からの良い評価も得やすくなります。その反面、在庫リスクや準備資金が必要となります。

無在庫がFBAに勝っているのは、下記の2点です。

・在庫を抱えるリスクが無い

・準備資金が必要無い

これは無在庫販売の強みとなります。お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、FBAと無在庫販売は相反する販売方法となります。どちらが良いと一概にいうことが出来ず、状況によって良し悪しが変わります。ご自身の販売状況や計画に合った販売方法をお選び下さい。これから小さく始めようとお考えの方には、在庫リスクや準備資金の必要無い無在庫販売をお勧めします。

【4】手軽に始めるにはAmazon無在庫販売

今回は無在庫販売とは何かや、メリット・デメリット、FBAとの違いについてもご紹介しました。在庫面や資金面で無在庫販売に強みがあることはご理解頂けたかと思います。これから手軽に始めようとお考えの方には、Amazon無在庫販売をお勧めします。ただ、リードタイムが遅くなり顧客からの評価が下がるリスクがあることや、評価が下がりサスペンドのリスクがあることも念頭に置いた方が良いと思われます。